2015年7月16日木曜日

稲積神社境内社「瘡子社」例祭(H27/7/15)



 先日7月15日は稲積神社の境内社にある「瘡子社」の例祭でした。

写真と説明を載せておきます。




「瘡子社例祭」とは・・・
出雲大社よりの御祭神をお祀りしてございます。
例祭日は7月15日。
大巳貴命(オオナムチノミコト)、少彦名命(スクナヒコナノミコト)の二柱が祭られています。

大巳貴命(オオナムチノミコト)は、出雲大社の御祭神である大国主大神の若い頃の別名であり、本名とも言われています。 
神話の「因幡の白兎」では白兎を治療し、その後兄弟神に殺されるが蘇生し、女性には気に入られる色男で、様々な試練にも打ち勝ちます。
当社では医療守護、医薬守護、病魔退散などの護身徳としてお祀りされていますが、大巳貴命(オオナムチノミコト)は、国土建設、医療の神様として祀られることが多い神様です。

少彦名命(スクナヒコナノミコト)は、一寸法師の原型とも言われています。
この神が単独ではなく、必ず大巳貴命(オオナムチノミコト)と行動を共にすることから、二神の関係が古くから議論されています。 

薬・医療・温泉・国土開発(国造りの協力神)・醸造(酒)・禁厭(まじない)・交易・石の神など多様な性質を持っています。
少彦名命も国土経営や、医療の神様として崇め られていますが、特に多くの温泉を開拓したり、酒の醸造法を指導して医療に役立てたこと、また手足が不自由で小さい神様という言い伝えから、医薬の神様、子供の守護神、手足の神様としてお祀りされることが多いようです。

「瘡子社」の御神徳は、御祭神から見てもらっても分かる通り様々ですが、
◎縁結・医療・医薬・温泉・酒造・石・禁厭(まじない)・建設の守護神
◎身体健全・病気平癒
子供の守護・子育て守護
とされています。

医薬にゆかりのある祭神を祀っていることから、医薬業に携わる会社・関係者などの信仰を集め、また病気平癒・健康祈願や医薬業関連の資格試験合格を願う参詣者も多く訪れます。
子供の健やかなる成長を祈願したり、こそだペットの病気平癒・健康祈願に参拝する人も多く訪れます。

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