2017年7月18日火曜日

禊錬成研修会(平成29年7月14日)


去る平成29年7月14日、山梨県神社庁研修所の主催による「禊錬成研修会」が行われました。

この日は、甲府市の気温は35度の予想。
現場は、天然クーラーのごとく涼しい高地での禊ぎ。
川の水は、痛くなるくらいの冷たさ。
・・・しかし、天気は雨模様でしたが始まる前にはやみ、終わってから降りだすなど天候にも恵まれすがすがしく行うことが出来ました。

本年は、3年ぶりの「禊ぎ」となり、よく考えれば40過ぎて初参加。
 また、厄年終えての初参加となり緊張な思いでのぞみました。


午前中は開講式に始まり


 

 

 



鎮魂(ちんこん)行法が行われました。

鎮魂とは、字のごとく「魂を鎮める」こと!
・・・?
一生の課題です。

 

午後は「禊」

川へ入る前には「鳥船(とりふね)行事」で気合いを入れる。
これは「神代の鳥船の櫓を漕ぐ動作を行う」ということで、準備運動を兼ねて行われる。


そして「雄健(おたけび)行事」「雄詰(おころび)行事」「伊吹(いぶき)行事」を行い、「エーイ!」と気合いを入れて入水。
禊ぎを行う。

 


閉講式では開式の挨拶までさせていただき
「青年会の時とは扱いが違う・・・。いやいや、そのような年になったんだな。恥じないように頑張らねば!」
と改めて自分へカツを入れました。

「次回までには、さらに自身をスキルアップしてのぞみたい」と誓い、研修所を後にしました。



2017年7月14日金曜日

平成29年 山梨県神社庁甲府支部 神職・総代合同総会(平成29年7月13日)


 去る平成29年7月13日、「山梨県神社庁甲府支部 神職・総代合同総会」が行われました。
甲府支部神職 総会前打合せ
神職・総代 合同総会 「県総代会長 挨拶」
総会では平成28年度事業報告並びに決算報告次いで平成29年度事業計画並びに予算案と
審議され、議事は恙なく行はれました。

神職・総代 合同総会 「甲府支部長 挨拶」
 
神職・総代 合同総会 「神社庁長(稲積神社宮司) 挨拶」
また本年は「国旗掲揚推進委員会のさらなる活動」「不活動神社調査の推進」「高齢化・人口減少にともなう過疎化地域神社の調査の推進」を掲げました。
 
 その後、神社本庁の講師により「神宮大麻増体について」研修会が行われました。
 
 神社本庁、講師による研修会
「神宮大麻増体活動について」
講師:神社本庁 本宗奉賛部長 湯澤 豊 先生
 
懇親会
 

2017年7月7日金曜日

稲積神社 職場体験学習 29/7/5~6

職場体験学習

平成29年7月5日・7月6日と2日間神社に中学校の生徒4名が職場体験学習で来ました。
 
 
朝の御日供祭に参列
初めての経験の為、生徒達は緊張した表情で参列してました。

*写真は個人の保護の為、加工しています。
 
七五三祈願でお参りに来る子供たち用の
冊子をセットする作業を手伝ってもらいました。

*写真は個人の保護のため、加工しています

本殿の御垣内の掃除をやりました。
皆、暑い中一生懸命に掃除をしてくれました。

*写真は個人の保護の為、加工しています。
 
祈願に使う祓詞という祝詞を筆を使って書いてもらいました。
普段使い慣れない筆書きでしたが真剣に心を込めて書いていました。
 
 
2日間と短い期間での職場体験でしたが
生徒たちは充実した時間を過ごせていたようです。
これから暑い夏を迎えますが体に気を付けて
神社で体験し学んだことを活かし、活躍されるますよう心より願っています。
 
稲積神社 権禰宜 渡辺

2017年7月3日月曜日

平成29年 稲積神社 夏越大祓 H29.6.30

平成29年 稲積神社 夏越の大祓・茅の輪神事 萬灯祭

 
 
今年の茅の輪です。
こちらの「茅の輪」は、30日の朝に新しくとってきた茅で作成した「茅の輪」です。
毎年6月15日には、当日参列できない方用に作成し、鳥居に準備します。 


大祓とは知らず知らず自身についてしまった(犯してしまった)罪や穢れを祓う神事で
年に2回 6月と12月に執り行われます。
6月の大祓を「夏越の大祓」12月を「年越しの大祓」言いまして、

半年に1度罪穢れを祓い心身を清め残りの半年を清々しくお過すための神事です。
 
 

神社では、陰陽道で用いられた呪詛(じゅそ、呪いの類)を起源とする
「人形代(ひとかたしろ)」に息を吹きかけ、体の調子の悪いところを撫でて穢れを遷(うつ)し
心身を祓い清める、ということが行われる。
 
 
 
 正面から最初に左回り、次に右回りと8 字を描いて計3回くぐることで、半年間に溜まった
病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うというものである。

 
神事を終えて身も心も清められ清々しくなられた
常若会のメンバーです。
当日も神事の写真撮影といつもご協力いただきありがとうございました。
 


かつては茅の輪の小さいものを腰につけたり首にかけたとされる。
これは、『釈日本紀逸文の『備後国風土記』にもある蘇民将来の伝説に由来するもので、
武塔神の指示により茅の輪を腰につけたところ災厄から免れ、
武塔神は自らを速須佐雄と名乗り去っていったと書かれている。

今年は6月24日~7月2日までの期間限定でしたが夏越の大祓では
 「茅の輪御守」 も頒布致しました。この茅の輪の御守は「茅の輪」を作る茅を使って
一つ一つ手作りで奉製致しました。
無病息災・除災招福の御利益がございます。玄関先や神棚などにお祀りください。

 
今年から大祓の特別な御朱印が出来ました。
6月15日~7月2日の期間限定となりますのでご希望の方また来年ではございますが
お越しの際は是非お受けください。

 
夏越の大祓・茅の輪神事に続いて社殿では萬灯祭が斎行されました。
萬灯祭では祈願提灯の奉納者の祈願が成就するよう祈念する祭事です。
 
今年も多くの方の御参列をいただき盛大なうちに
夏越の大祓・茅の輪神事・萬灯祭と滞りなく成就いたしました。
 
今年も残すところ半年となりますが皆様が清々しくお過ごしできますことご祈念申し上げます。
稲積神社 権禰宜 渡辺