2024年11月21日木曜日

神社境内の竹開花‼

 神社の境内にあるクロチクが開花していました。





竹はイネ科タケ亜科に属する常緑性の多年生草本の総称で、マダケやモウソウチクなどさまざまな種を含みます。

昔から日本人の暮らしに根付いている竹は、食材、家具、建材、楽器、他にも最近では竹の繊維を加工した食器など、多方面で利用されてきました。

この身近にありふれた竹ですが、種類によっては数十年~百年に一度、一斉に花を咲かせて枯れるという珍しい生態(「一回繁殖性」といいます)をもつことが知られています。

竹の開花は、目立った前触れもなく始まります。それまで数十年から百年ほど成長を続けてきた竹林が一斉に花を咲かせ、しかも遠く離れた竹林が時を示し合わせたように同時期に開花します。俗に「一斉開花」と呼ばれる現象です。

竹の一斉開花のタイミングは、ハチクなどの一部の種類では、古文書の記録から60年や120年に一度であると考えられており、開花後に実をつけ、枯れてしまうことが知られています(ほとんど実をつけない種類もいます)。このように開花後に一斉に枯死することから、国内では昔から不吉の前兆などと言われていたそうですが、なぜ開花するまでの時間がそれほどに長いのか、なぜ広域にわたり同時期に咲くのかなど、未だ多くの謎に包まれています。

そんな竹の一斉開花現象が、実は今、日本各地で起きていることをご存知でしたか?

例えば、ハチク(淡竹)は、直近で1908年前後に開花しています。その後、開花記録がなかったのですが、2000年代に入ってから少数の開花が報告されています。2010年代半ばから目立ち始め、広域にわたり順次開花しはじめており、おおよその開花ピークは2020年代と考えられているのです。

今まさに、竹の一斉開花の現象に立ち会う貴重な機会が訪れています。

この貴重な機会に竹の花を見に神社へお参りして大神様の御神徳を授かりより良い日々をお過ごしいただきますようご祈念申し上げます。



2024年11月15日金曜日

令和6年 稲積神社 12月限定御朱印のご案内

             


12月(師走)は枯野(かれの)御幣です。
枯野とは、草の枯れ果てたひっそりとした冬の野を意味しますが、やがて訪れる芽吹きの季節を待つ姿でもあります。今年一年を振り返り、来年も稲積神社の大神様の御神徳を授かり、家運隆昌、商運繁栄であることをお祈りいたしましょう。

「12月限定御朱印」と「かさね御幣(月御幣)」について
稲積神社では毎月異なる「かさね御幣(月御幣)」を頒布いております。
※詳細はホームページをご覧ください。

当社の「かさね御幣(月御幣)」は、
1日   月始祭   10:00~
3日   月次祭   8:30~を予定(お電話で問い合わせください)
15日 神恩感謝祭  8:30~を予定(お電話で問い合わせください)
で頒布しています。
※それぞれの神事には「2,000円からお気持ち」でどなたでも参列いただけます。
※それぞれの神事に参列されますと「かさね御幣(月御幣)」を授与いたします。
※ご希望の方には1体「1,000円からお気持ち」で頒布もいております。
当社では「かさね御幣(月御幣)」にちなんで、一人でも多くの方が❝ご縁むすび❞できますことを御祈念申し上げます。

〈「限定御朱印」の概要〉

〇頒布期日
・毎月 土日祝
・毎月 1日・3日・15日

〇受付時間
・9:00~17:00

〇初穂料
・800円

【補足事項】

〇混雑した場合には、早めに開始することがございます。

〇御朱印は原則、お一人様につき各種一体とさせていただきます。

〇転売目的の方はご遠慮下さい。

〇当日は、御朱印をご希望される方で混雑が予想されます。参拝された後に御朱印帳お預かりするのが本来ですが、御朱印対応を円滑に進めていくため、先に御朱印帳をお預かりし、ゆっくりとご参拝され御朱印をお待ちいただくことも結構です。

〇御朱印帳がない方は、書き置きの御朱印をお渡しいたします。

〇御朱印帳のカバーは取り外して、お渡しください。

〇御朱印帳をお預かりした順番に対応させていただきますが、お渡しする順番が前後することがございます。

〇御朱印をお受けになられましたら、ご自分の御朱印帳か必ずご確認ください。


限定御朱印
800円


通常御朱印
500円


「11月限定御朱印」も11/26まで随時受け付けております
※詳細はリンクでホームページをご覧ください。