例年は針供養塔の前にて行われる「針供養祭」ですが、今日は強風のため社殿での神事となりました。
宮司 取材中 |
神事斎行 本日は3人奉仕でした |
修祓 |
針供養の儀 |
説明は昨年と変わりませんが以下へ記載致します。
「2月8日は事始め(針供養)の日、12月8日は事納めの日」として広く知られていますが、
「12月8日を事始め、2月8日を事納め」としている地域もあるようです。
2月8日を事始めとする考えは、農作業の始まりと終わりを表しているようです。
また12月8日を事始めとする考えは、正月(大歳神様を迎える)の準備と片付けを表しているようです。
地域によって違いがあるものですね。
さて、当神社では慣例にならって境内にある針供養塔の前にて「針供養祭」が11時より斎行されました。
針供養とは、旧年中にお世話になった針を、やわらかい豆腐やこんにゃくに刺し供養する神事で江戸時代より行われているようです。
参拝者がそれぞれ持ち寄った針は針供養塔の裏に納めて土に返します。
和装洋装それぞれ趣向は違いますが、使われる針をいたわり供養する気持ちは昔も今も変わらないのですね。
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